お知らせ

おいらの森は、里山パークへ。

HPリニューアルと同時に、「フォレストパークおいらの森」から「里山パークおいらの森」へ名称を変更します。単なる看板の掛け替えではなく、この場所はどんなキャンプ場なのか?より具体的に表現するため、名称を変更することにしました。

森で遊び、森に泊まる

おいらの森は栃木県那須烏山市、里山のまっただなかにあるキャンプ場です。

サイトにテントやタープを張って、焚き火を囲んで肉を焼きながら非日常を感じる。子どもは森の中で虫を追いかけ、犬は嬉しそうに駆けまわる。夜はテントの中で、森の気配に包まれて眠る。朝は鳥の声で目が覚めて、湯気の立つコーヒーを淹れる。

そんな山奥ではないところで本格的なキャンプが楽しめる。おいらの森はそんなキャンプ場です。

森を味わうという、もうひとつの楽しみ方

そのうえで、ここに来てくれた方には、キャンプの楽しさと同じくらい、森を味わってもらいたいと、おいら と おかみ は思っています。

私たちのここでの活動は、キャンプ場の運営そのものというより、里山で生きていく中で森を整え、育て、人に開くこと——その延長線上にキャンプ場があります。

春の芽吹き、夏の濃い緑、秋の錦、冬の静けさ——四季のダイナミックな移ろい。木々の合間から聞こえてくる鳥のさえずり。下草をかき分ける小さな生き物たちの息吹。そういうものに、ふと目が向く瞬間があるはずです。

その瞬間こそ、キャンプの一番のお土産になるはずだ——と、おいら と おかみ は本気で思っています。

なぜ「フォレスト」から「里山」なのか

「フォレストパーク」という名前では、この場所に何があるのか、うまく伝わらない気がしていました。直訳すれば「森林公園」ですが、日本で「森林」と聞いて具体的なイメージが湧く人は、そう多くありません。森林教育が生活に根付いている北欧のような国とは違って、日本人と森の距離は、意外と遠いのです。

その点、「里山」という言葉には、なんとなく輪郭があります。雑木林があって、畑があって、人の手が入って、季節が巡る——そんな風景が自然と浮かぶ。

しかも「里山」は、いまや日本語のまま「Satoyama」としてランドスケープ分野で国際的にも通じる概念になっています。それを知ったとき、ここでやっていることは「フォレスト」より「里山」の方が、ずっとしっくり来ると腑に落ちたのです。

使いながら、守るということ

里山には、少し不思議な仕組みがあります。手つかずのままでは、かえって保てない。雑木を伐って、下草を刈って、落ち葉を集めて——人が関わり続けることで、多様な生き物が暮らせる森が保たれる。使いながら守る。それが、この土地で昔からやってきたことです。

おいらの森も、その延長にあります。木を伐り出し、道を整え、ときにはキャンパーに焚き火で木を使ってもらう。そのことが、かえって森の生態系を豊かにしていく。持続可能という言葉が現場の感覚として腑に落ちるのは、こういう場所に立っているときです。

森には、名前を呼べるものも呼べないものも含めて、たくさんの生き物がいます。鳥、昆虫、キノコ、野草、けもの。そうした生き物たちとの共生を保ちながら、人が使い続けられる森として、これからも手を入れ続けていきます。

100年先の森を、今、育てている

里山パークおいらの森は、100年かけて森を育て続ける循環の実践の場でもあります。今日の焚き火も、10年後の木陰も、50年後の建材も、同じ森の中でつながっている——そんな場所を目指しています。

リニューアルしたウェブサイトの公開をもって、名称を正式に切り替えます。これまで「フォレストパークおいらの森」で積み重ねてきた記憶も、そのまま「里山パーク」へ引き継ぎます。名前が変わっても、森は変わりません。これまで通り、おいら と おかみ、そして通ってくれる皆さんとで、少しずつ良くしていくだけです。

森で遊び、森に泊まり、森を味わいに。

次の週末、ぜひ会いに来てください。

—— 里山パークおいらの森 おいら / おかみ